代紋TAKE2
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表・話・編・歴
『代紋TAKE2』(エンブレム テイク ツー)は、1990年2月19日から2004年8月30日発売号まで講談社の漫画週刊誌『週刊ヤングマガジン』に連載されていたSFヤクザ漫画。原作木内一雅、作画渡辺潤。
2005年4月30日に61、62巻を同時に発売し完結した。
目次 [非表示]
1 概要
2 主な登場人物
3 登場する主な暴力団
4 解説
4.1 「ヤクザ+SF」漫画の衝撃
4.2 中盤以降の「迷い」
4.3 最終回を巡る賛否
4.4 単行本未掲載エピソードの存在
5 刊行物等
6 ドラマ
6.1 放映履歴
6.2 キャスト
7 OVA
7.1 キャスト
8 外部リンク
[編集] 概要
1979年、新宿。暴力団海江田組組員・阿久津丈二は、大学の応援団員たちとのケンカに負け、泣きながら侘びを入れていた。この事件以降、丈二の人生はすべてがうまくいかず……10年後の1989年、丈二は弟分の洋一に鉄砲玉を命ぜられ、相手の組員に追いかけられる中、自分の拳銃の跳弾に当たって惨めに死んでいく。薄れ行く意識の中で、丈二は、なぜか10年前の新宿、大学生とのケンカの現場へタイムスリップ。気迫と知恵で大学生たちを撃退した丈二は、いつか金の代紋をつけて街をのし歩いてやると胸に誓い、人生をやり直し始めた…。
タイムスリップしたヤクザが人生をやり直すという、SFとヤクザものを組み合わせた斬新な発想と、練り込まれたプロット、十分な取材で描かれた完成度の高さが、15年にわたる長い連載を可能とした。
題名の「TAKE2」は映画などでの“2度目の撮り直し”にちなむ。
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注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 主な登場人物
阿久津丈二(あくつ じょうじ)
海江田組組員。1989年、鉄砲玉として飛ばされ惨めに死亡、1979年の世界にタイムスリップ。今度こそ人生をやり直そうと無我夢中で活躍し人間としても成長していく。未来を知っていることで困難を克服するがほとんどの人からはタイムスリップしたことを信じてもらえない。常識はずれの活躍をし全国にその名をとどろかすヤクザとなる。
江原真悟(えばら しんご)
海江田組組員。大阪出身の経済ヤクザ。丈二がタイムスリップする「前の世界」では三代目海江田組若頭。悪辣さはさほどなくスケールの大きな使命には驚いたりする単なる切れ者の経済ヤクザであった。タイムスリップした「後の世界」ではとんでもない陰謀家となり、丈二たち組員を陰謀によって次々と陥れ、三代目に登りつめる。自分の企みを失敗させる丈二を心の底から憎悪し失脚させられた後は傭兵を雇って東京を壊滅させる。「後の世界」が丈二中心に動いていることに気付いている。またかつての恋人だったカオリに未練をもっている。
不動産
浅野洋一(あさの よういち)
海江田組組員。丈二の弟分だが、「前の世界」では要領よく海江田組幹部となり、丈二に鉄砲玉を命じる。「後の世界」でも一応は幹部になるがヒモでようやく生計をたてていた。江原失脚後に阿久津組に入る。
山崎忠義(やまざき ただよし)
二代目海江田組組長。任侠心に厚い博徒で、カネがすべての組内の風潮を苦々しく思っている。丈二にとっては「オレをかわいがってくれたオヤジ」。「前の世界」では丈二の目の前で石田に暗殺されるが、「後の世界」でもボディガードを務める丈二が不在の隙に暗殺される。
島村カオリ(しまむら カオリ)
丈二のあこがれるホステス。「後の世界」では愛し合う仲で後に結婚。江原のかつての恋人。
美也子(みやこ)
FX
「前の世界」で丈二が結婚していた相手。典型的な悪妻であったが、「後の世界」ではひたむきに丈二を慕ういじらしい女性に。一度は二重の意味で命を救ったこともある。
石田一成(いしだ かずなり)
海江田組幹部。「殺し」が専門。「前の世界」では覚醒剤中毒になり親分の山崎を暗殺。「後の世界」では、シノギのかけかたがわからず覚醒剤を扱うことになりかけた際、丈二に止められたことをきっかけに、丈二の兄弟分となる。
佐山久(さやま ひさし)
海江田組組員で、丈二の兄貴分。「後の世界」では丈二の「前の世界」と同じ人生を送っていたが江原失脚後は海江田組幹部となる。
仲西健造(なかにし けんぞう)
二代目海江田組若頭補佐で丈二の兄貴分。海江田組を代表する武闘派だが、「前の世界」では氏家に、「後の世界」では江原に蹴落とされる。江原失脚後は再び海江田組幹部に返り咲く。
氏家利男(うじいえ としお)
二代目海江田組若頭補佐。経済ヤクザで「前の世界」では三代目組長となり金の亡者となる。「後の世界」では神田賢治との抗争で失脚。江原の陰謀で麻薬中毒となるが佐山の看病で克服して江原失脚後は再び海江田組幹部に返り咲く。
大西康雄(おおにし やすお)
先物取引
二代目海江田組若頭。タイムスリップ後の丈二に目をかけるが関東菊水会との抗争で死亡。タイムスリップ前は舎弟頭。
大田原征蔵(おおたわら せいぞう)
二代目海江田組舎弟頭。江原のシンパだが博打にはまり貧乏ヤクザに転落する。のちに江原とともに破門に。
沖田努(おきた つとむ)
関東菊水会組員。ボクサー崩れでケンカが強い。丈二の親友で「外兄弟」の約束をする。
斎藤聡(さいとう さとし)
タイムスリップ直後にケンカをしていた拓山大学応援団親衛隊長。「後の世界」ではケンカが原因で大学を退学になり、丈二の子分となる。のちに三島組の三瓶と相打ちで死亡。
近田勇(ちかだ いさむ)
同じく拓山大学応援団員。丈二の子分となり、のちに阿久津組若頭。
土橋歳実(どばし としみ)
同じく拓山大学応援団員。丈二の子分となるが、海江田組の内部抗争に巻き込まれ、彼女を殺される。半死半生になりながらも復讐を果たし丈二とともに府中刑務所へ。
福永孝(ふくなが たかし)
江原の舎弟であったが、江原の命令に背き、破門になってまでも丈二を殺しにいく。しかし、逆に丈二に命を助けられ、その後は丈二の頼もしい味方として活躍する。過去に江原の命令で密かに丈二を襲うも、実行直前になって江原の保身のために片腕を切り落とされている。
FX
神田賢治(かんだ けんじ)
二代目海江田組幹部。その凶暴さで恐れられている。山崎にかわいがられ、山崎組の二代目を継いだ。「前の世界」では刑務所で病死したが「後の世界」では仮釈放となりシャバで丈二、氏家らとの間で武力抗争を起こし破門になり土橋に復讐される。
安田登(やすだ のぼる)
FX
関東菊水会会長。飴善屋一家との抗争の仲介に乗りだした海江田組を憎み、組長・若頭の暗殺を画策するが、丈二に返り討ちに遭う。
森下晶(もりした あきら)
博多出身の若いヤクザでケンカが非常に強い。通称・原爆の晶。府中刑務所で丈二と出会い子分となる。結果として良妻に恵まれる、尻に被弾するも軽傷ですむなど運もいい。
渕上重正(ふちがみ しげまさ)
日本最大の暴力団・神戸明石組の若頭補佐。出所後の丈二に目をかける。
政岡光利(まさおか みつとし)
丈二が八代目白浜組組長となったときの若頭。通称・鬼殺しの政岡。丈二が新宿に帰った後に白浜組九代目を襲名。
志村勝男(しむら かつお)
江原が海江田組組長のときの若頭。江原破門後、復讐のために江原を銃撃するが、失敗に終わる。丈二から海江田組四代目を譲られるが、第五部以降阿久津組と対立。のちに、中山、工藤を襲撃後、江原に組ごと襲撃され、若頭の秋山に刺殺される。
矢野欣也(やの きんや)
黒川組組長の実子でのち組長。「前の人生」では丈二を死に追い込んだが、「後の世界」では人間として成長し丈二とも理解し助けあう。
工藤英次(くどう えいじ)
関東八州田上連合会幹事長のち会長。
中山加津夫(なかやま かつお)
関東八州田上連合会常任理事で田上梅沢一家五代目総長。田上梅沢一家総長に就任する前は山崎と仲の良い五分の兄弟分であり、山崎が可愛がっていた丈二に目をかけていた。